ビスコッティ・ディ・マンドルレ (biscotti di mandorle)
というイタリアのお菓子を作ってみました。
少し前に佐藤礼子さんの『イタリア菓子図鑑』がきっかけで知って以来、
ずっと作りたかったシチリア島の郷土菓子です!
「mandorle」とはアーモンドのことで、直訳すると
「アーモンドのビスケット」という意味になります。
また「パスタ・ディ・マンドルラ (pasta di mandorla)」とも呼ばれるようです。
卵白・砂糖・アーモンドパウダーを使った焼き菓子で、小麦粉が入らないのが特徴。つまりグルテンフリーです。
オレンジなど柑橘系の皮を入れるそう。
↓オレンジがなくて、自家製金柑ジャム少々を代わりに入れてみました。
生地は、材料をまぜてひとつにまとめるだけ。とても簡単です。
今回作る形は二種類。ひとつは丸く成型し、ドレンチェリーをトップにオンです。
もう一種類は、本の作り方に「俵型にして指で軽くつまむ」とあったのですが
俵型?こんな感じでしょうか?
「指でつまむ」?のは、やり方がよくわからず。。
粉砂糖をふりかけます。
松の実を全体にまぶす場合もあるそうです。
オーブンシートの上に並べます。
オーブンで焼いて、少し焼き色がついたら完成です。
気になるお味の方はといいますと、
この見た目やビスコッティという名前から想像していた、クッキーやビスケット的な
ザクッとした食感ではなく、
ネチッ…
としています。不思議食感です。
そういえば
マカロンの食感に近いかもしれません。
材料も卵白・砂糖・アーモンドパウダーなので、マカロンとほぼ同じです。
アーモンドと柑橘(金柑)の風味がしっかりと感じられて、大変美味しくいただきました。
今度は、レモンの皮を入れて作ってみたいです。
作るのも食べるのも楽しいお菓子、ビスコッティ・ディ・マンドルレでした。
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